Week 14 バスマスター最終戦 バスマスター これで最後だ 2005年4月4日 魚が小さかったジョーダン ケリー・ジョーダンのチームメイトの大半がAOY争いをしている中、彼はいい魚を見つけられずにいた。 「今年は今までで最低なツアーだった。理由は全く分からない。FLWでの優勝で今年をスタートさせたから、いい年になるんだと思っていたんだけど、バスマスターツアーまで続かなかった。」
「いいプラクティスをしても、トーナメント中に間違った選択をしてしまったりと、変なシーズンだった。大切な場面で、小さい魚しか釣れなかったような気がする。」
レイク・ノーマンに到着した時、彼は自信満々だった。「レイク・ノーマンでは少なくとも1日は15ポンド釣れて、他の日も10〜12ポンド釣れると思っていた。プラクティスではいい魚が釣れていて、この試合はいけると思った。間違ってたけどね。」 「ビッグフィッシュじゃなくて、またもスモールフィッシュのパターンにはまっていた。1日10〜15匹のキーパーを釣っても、2ポンドフィッシュは釣れない。4種類の釣り方で何匹も釣っているのに、いい魚は1匹も釣れなかった。」 そしてテーブルロックで崩れた。 「テーブルロックの前までは毎試合賞金を獲っていたのに、そこで崩れてしまった。とにかく釣れなくて、ダメな終わり方だった。E-50への出場権は獲得したから、そこからクラッシックへの出場権が獲れるように一生懸命頑張るよ。」
気が遠くなりそうになったオートン マイク・オートンは、プロフェッショナル・バスフィッシングの世界で、最も多忙なアングラーでビジネスマンの一人として知られている。テレビ番組やDVD制作、それにツアースケジュールがフルに入っているために、彼は集中することができない。この多忙な生活が、彼の2005年シーズンに影響を及ぼした。 「時々気が遠くなることがある。僕みたいに沢山の邪魔が入れば、いい成績が出る訳がないよ。その時点で集中しなくちゃいけないこと以外のことに、僕の頭の中のスペースが使われているような感じだ。多くの情報を処理しなくちゃならない。」 「プラクティス中にロッドやリール、その他のタックルをトーナメント用に準備しなくちゃいけないっていうのは、良くないね。本当はプラクティスをする時間なんだから。」 彼の手掛けるビジネスに加え、彼は新しく再建されたPAA(プロフェッショナル・アングラーズ・アソシエーション)に深く携わっている。最近PAAの秘書に選出されたのだ。 チーム・ラッキークラフトは、ラッキークラフト社長・瀬川稔氏の貢献により、市場に出ている中でも最高のルアーを持っている。 「今シーズンのレイク・ノーマンでは、僕にクランクベイトでのバイトは来なかったけれど、ラッキークラフトのクランクベイトがあんなにもいい働きをしたことをとても誇らしく思っているんだ。」リース、そしてリック・クランの3人は、ラッキークラフトのクランクベイトで好成績を収めている。 「ミノルがあのルアーをデザインしてくれたことが誇らしいよ。RC1.5と呼んでもBDS3と呼んでもいいけど、ミノルがアングラーの意見を取り入れてくれているっていう証拠だ。彼は僕達の要望を理解して素晴らしいルアーをデザインしてくれた。このクランクベイトだけじゃない。ポインターやスレンダーポインターなどの他のルアーもそうだ。みんな素晴らしいルアーだ。
トーマス:ポジティブに考える ジョー・トーマスはプロアングラーとして23シーズンを戦い、このスポーツの酸いも甘いも経験してきた。現時点で、彼は低迷していると思う人は多いと思う。しかし彼は、学び、より強いアングラーになるための方法だと考えている。 「落ち込みたくない。低調なシーズンだったことは確かだ。実際、恐らくポイントでは最悪のシーズンだったけれど、そこから学んで、次へ進むよ。ポジティブにね。」 オートン同様、彼もテレビの仕事を複数持っており、トーナメントの時間を奪われている。 「いい訳にはならないんだけど、トーナメント以外に沢山のことをしなければいけない。今は番組を2本持っていて、3本目を制作中だ。素晴らしい点はそっちの方にも活躍できる場があること。テレビの仕事の方は大成功している。新しいツアーシーズン構成のお陰で、トーナメントでもっと活躍できるといいんだけれど。2006年シーズンが楽しみだ。」 彼はノーザン・オープンに参戦する予定だ。「ノーザン・オープンで戦うのを楽しみにしているよ。2005年シーズンのことは忘れて、自分のやることをやりたい。釣りに戻りたいんだ。いつもの調子も出ていないけれど、もう一度いい成績が出せると信じてる。シャンプレーンやサンダスキー・ベイの様な所を釣ると、集中力を取り戻すことができるんだ。」
特筆 >去年はジョーダンにとって『ブラウン・グローブ』のシーズンだったが、今年は『サーマル・アンダーウェア』のシーズンだ。「昨年、あまりにも天候が悪くて、みんな日焼けしているのは顔と手だけで、半袖を着ると茶色の手袋をはめているようだった。今年は更に天候が悪くて、トーナメント20日間中、17日間はサーマル・アンダーウェア(保温下着)が必要だった。 >スレンダー・ポインターが、ラッキークラフトのNo.1ジャークベイトになる日は近いだろうとトーマスは予想する。「今シーズン、初めてスレンダー・ポインターを使う機会があったが、素晴らしいルアーだ。そのうちラッキークラフトのNo.1ジャークベイトになると思う。」 >スレンダー・ポインターについて、トーマスは更にこう語った。「ミノルとミーティングをして、僕たちはナプキンにルアーのアイデアを描いた。そして彼がそのルアーを作ってくれた。ミノルがチームにいるアングラーの話を聞いてくれて、これらの高品質のルアーを作ってくれることが、釣れるルアーができる理由のひとつだ。現在、あのRC1.5が一番ホットなシャロークランクベイトに違いない。」 |
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