Week 21 - ジェラルド・スウィンドル ジェラルド・スウィンドルは、この業界で最も忙しいプロの一人だ。バスマスターのポイントランキングで53位と不振に終わり、彼は少しゆっくりと過ごしているだろうと思われるかもしれないが、そんなことは無い。彼は先週のバスマスター・エリート50ダーダネル戦で好成績(15位)を残し、数日後にはタルサへと出発。それから次のE50戦のためテキサスへ向かう。 それが終わると、ちょっとしたテレビの仕事でアーカンソー州リトルロックへ直行し、その後彼の奥さんのルアンをピックアップしに家へ。それからそのまま北上しE50戦が開催されるウィスコンシン州へ行く。 彼のライフスタイルはロックスターに比べると派手なものではないかもしれないが、一年中各地を飛び回っていることは確かだ。 スウィンドルはこれから6月18日にE50ウィソタ戦が終わるまで出たきりになる。 「正直言って、もうすでに少し疲れてるよ。今日は飛行機に乗ってタルサに向かう。クワンタムのビッグミーティングが行われるから、それに参加しなくちゃならないんだ。木曜日に戻ってきてすぐにテキサス州レイク・ルイビルに向かうことになる。」 「それからリトルロックに行ってスキート・リースと一緒に『バステック』という番組を撮り、終わったら家にワイフを迎えに来てウィスコンシンに向かう。長い3週間になるよ。」 スウィンドルは2004年にアングラーオブザイヤーを獲っているため、すでに2005年バスマスター・クラッシックへの出場が決まっているが、2006年クラッシックにはクオリファイする必要がある。E50のポイントでトップ10フィニッシュすればそれができるのだ。 彼はダーダネル戦での15位入賞でポイントランキング13位になり、そのゴールに一歩近づいた。しかし彼はもっと頑張る必要があると感じている。 「十分な釣りができなかった。プラクティスであまり釣れなくて、キーパー3匹釣れただけだった。トーナメント初日、40匹は釣ったはずだけど、キーパーは3匹だけだったんだ。2日目に釣った魚の数は少なかったけれど、4匹のキーパーが釣れた。」 「ここまでのE50ではトップ12に少し届かなかった。スミスでは3オンス差で、ダーダネルでは6オンス差で逃したんだ。外野のフェンスギリギリまでボールが飛んだけれどホームランにはならなかったような感じだよ。」 ダーダネル戦での彼のメインルアーはズーム・スーパーホグで、彼はグラスに沿ってフリップした。しかし2日目、彼のラッキークラフト・Gスプラッシュ80が効いた。 「プラクティスで、ラッキークラフト・ビッグGスプラッシュで釣ろうとしたんだけど、ズーム・スーパーホグの方が釣れたんだ。そしたら、スキート(・リース)が僕に、ビッグGスプラッシュで数匹釣ったと教えてくれた。2日目は3ポンドフィッシュをビッグGスプラッシュで釣って、そのお陰でポイント的に上がることができたんだ。」 スウィンドルの「何でも来い」の精神は皆知っているが、彼は次のE50開催地であるレイク・ルイビルには何が待っているのか分からずに挑む。 「ルイビルについて唯一分かっているのは、ボート関連の死亡事故が国内で最も多い場所の一つだってケリー・ジョーダンが教えてくれたこと。そんなところにメモリアルデー(戦没将兵記念日)・ウィークエンドに行くなんて、楽しくなるぞ。」
特筆 >スウィンドルはレイク・ダーダネルで新しいフィネスロッドでフリップした。「クワンタムが僕のために7フィート4インチのフィネス・フリッピング・ロッドを作ってくれたんだ。パワーも十分にあるんだけれどライトラインでもルアーをピッチ出来るティップも備わっている。ダーダネルで僕が15ポンドのPラインを使ったようにね。普通のフリッピングスティックでライトラインを使ったことがあるけど、何度も糸切れした。軟らかいティップの方が糸切れしにくいんだ。」 |
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