写真: Photo:Doug Cox
ジョー・トーマスは、ハンティング&フィッシングのローカル番組を手掛けることで得た経験によって、トーナメントアングラーとして成長したと語る。

Week 47 − ジョー・トーマス
アウトドア人間 2005年11月21日

多くのツアープロ達は一次元的だと思われている。単にフリッパーだったり、ジグ専門だったり、クランクベイト専門だったり。その典型に当てはまるアングラーもいるが、チーム・ラッキークラフトのジョー・トーマスは違う。

トーマスは大きな鹿を追いかけてこの数ヶ月間を過ごした。彼は弓を片手に、モンタナ州、イリノイ州、そしてホームのオハイオ州で大物を追い求めた。

トーマスのローカルテレビ番組『リール・イン・ザ・アウトドア』は、オハイオ州、インディアナ州、ケンタッキー州の一部で放映されている。この番組はその時のホットな釣りやハンティングを紹介するものだ。

「僕のローカル番組は作るのがとても楽しいんだ。バスフィッシング以外で僕が本当に好きなことを撮影することができる。今は中西部での撮影が多くて、イリノイ州セーラムから帰ってきたばかり。トウモロコシで育ったでっかい鹿はゲットできなかったけれど、いいのが何頭か居たよ。」

「9月はモンタナ州のブローダスにも行った。大物のミュールジカ・ハンティングを撮影するためだった。何度か惜しいところまでは行ったんだけれど、結局成功しなかった。今月もう一度そこに行って大きなミュールジカを仕留めるつもりだ。とてもエキサイティングだよ。」

彼はタイムリーな情報を視聴者に届けることに重点を置いている。

「今撮影しているボウ(弓)ハンティングは、来シーズン、またボウハンティングが始まる頃に放送される。バスの番組は、マスキーやストライパーの番組と一緒に春や夏に放送されるようにしているんだ。季節に合った番組にするためにすごく気を使っているよ。」

トーマスはバスで有名になったが、彼はビッグトラウト釣りにもラッキークラフトのルアーを使っている。

「ケンタッキー州カンバーランド・リバーで僕のローカル番組を撮ったことがある。ダムの下の水はとても冷たくて、ブラウントラウトやレインボートラウトの絶好の住処となっている。」

「僕が一緒に釣りをした人は、熱心なトラウト・アングラーだった。彼は今まで使ってきた正攻法でトラウトを釣ろうとしたんだけれど、うまくいかなかった。僕がラッキークラフト・ポインター65を6ポンドのフロロカーボンラインで投げたら、本当に釣れたんだ。事実、そのレインボートラウト色の小さなラッキークラフトを使って、彼に41対1で釣り勝った。凄かったよ。」

特筆

トーマスがテレビ番組制作で得た数々のアウトドア体験によって、彼はプロアングラーとして成長したと感じている。「マスキー、ストライパー、トラウト、その他色々な釣りをすることで、バスプロとしての能力も向上していると本当に思う。僕たちはいつも大きなバスボートから釣りをすることになってしまうけれど、番組のお陰で僕は時々ジェットボートで釣りをすることになったり、その他にもバスだけを考えていたら出来ないような状況にも遭遇する。そんな経験全部がツアーで役立つんだ。」

 

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