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Week 4 – スキート・リース

チャンピオン 2006年1月22日

契約金さえ良ければ、どんな製品のスポンサーだろうが構わず毎年のように乗り換えるプロもいる。しかし何人かの限られたプロ達は自分の信じた製品に忠誠を尽くし、評判を落とさないようにしている。そして長い目で見ると、それがアングラーの信頼性を表わしているようだ。

ラッキークラフトはとても忠実なプロ達を抱えていて本当にラッキーだ。しかし彼らはラッキークラフトに対してだけ忠実なわけではなく、他のスポンサーに対しても同じである。例えばスキート・リースのボートを見て欲しい。

チャンピオンボートが2001年に大変な財政難になったとき、プロスタッフの中には他のボート会社に移った者もいた。そんなプロ達を非難することはできない。チャンピオンボートが建て直される保障はどこにも無かったし、建て直ったとしても新しい経営陣が彼らとのプロスタッフ契約を継続してくれるかも分からなかったのだ。

リースにも他のボート会社からのスポンサーオファーがあったが、彼はチャンピオンへの忠誠心から全てを断ってきた。「チャンピオンを一度手にしたら、ずっとチャンピオン以外は乗れない。」と彼。チャンピオンボートはジェンマー(Genmar)に買収され、アーカンソー州からテネシー州ナッシュビル郊外に移った。

彼の忠誠心は新しい経営陣によって報われることとなった。「僕は関係を建て直したんだ。彼らは本当に良くしてくれて、いい関係でいる。彼らはチャンピオンボートを今では高級品として見ているし、『伝統を受け継ぐ』努力も怠っていない。」

リースが特に満足しているのは、経営陣が彼の提案に耳を傾けてくれることだ。それは今年バスマスターエリートシリーズで彼が乗るチャンピオン210に反映されている。「ボートのデザインに僕の意見をたくさん取り入れてくれた。ディーラーや客の意見や要望も取り入れなくてはならないから、全てが僕の要望通りとはいかないけれど、かなり近い。」

「ガンネルの高さを低くしてピッチングやフリッピングがし易いようにしてくれたし、エレキのフットペダル用のくぼみも作って、フロントパネルやストレージも変えてくれた。」

「僕はいい意味で本当に驚いた。チャンピオンの見た目も雰囲気も新しくなったのに、ハルデザインはそのまま同じでラフウォーターでも素晴らしい走りをしてくれる。みんな見てびっくりすると思うよ。パフォーマンスも素晴らしい。特に僕が載せているマーキュリー250XSと組み合わせるとね。」

リースはもともと小さめの18か19フィートクラスのボートを好んでいる。「僕が好きなシャローウォーターやバックウォーターに入っていけるボートがいい。」と彼は言うが、そうする訳にも行かないツアーの現実がある。そのため「僕はここ8~9年間20フィートに乗っているんだ。」

今年、エリートシリーズのスケジュールではラフウォーターが何箇所か組み込まれている。サムレイバンやサウスキャロライナ州サンティー・クーパー、6つ目の五大湖と呼ばれるレイク・シャンプレーンがそれだ。レイク・ガンターズビルやポトマック・リバーなどのあまりラフにはならないと思われている水域も甘く見ることはできない。

リースには選択の余地が無くなった。「次のシーズンのスケジュールを見た。どんなタイプのどのくらい大きな水域かを見たら、210にするしかなかった。25フィートのチャンピオンがあるなら25フィートにしていたよ。」

チャンピオンと同じように、リースはラッキークラフトのプロであることを誇りに思っている。自分のスポンサーが1番革新的なハードルアーメーカーだと、忠実でいるのも簡単だと彼は言う。彼はラッキークラフトのルアーをフル活用してツアーを戦っているが、ラッキークラフトの新製品にも目を光らせている。

2006年の彼の中でのトップルアーはライブLVRバイブレーションで、ライブポインターライブサミーのようにボディが分かれているルアーだ。ライブLVRはキャベラスのみで販売されている。

「すごくいいルアーだ。今年ツアーで効く時が絶対にある。めちゃくちゃ釣れるはずだ。動きも派手ではない、小さいコンパクトなルアーだけれど、結構重くて他のバイブレーションよりも深く潜る。LV-500ほど音も大きくなくて、その方がいい時もある。」

ライブLVRと他のラッキークラフト製バイブレーションを使って、あらゆる水深をカバーすることができる。「このルアーは5~8フィートがベスト。LV-500は4~6フィートで、LV-100は2~4フィートで使うよ。」

「僕らのスケジュールの中にあるシャローでウィードの多い湖で効くルアーだ。もちろんその時のコンディションによるけれど、レイバンやガンターズビルでプリスポーンの時期に当たれば重要なルアーになるだろう。」

 

特筆

>リースは、有名なフィッシュヘッズ(Fish Hedz)マスクを作っているセイブフェイス(Save Phace)と新しくスポンサー契約をした。「実用的で機能的ないい製品なんだ。」

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