Week 6 -マーティ・ストーン 新鮮な顔ぶれ 2006年2月6日
間違いなくこの12ヶ月間はプロフェッショナルバスフィッシング界においては騒然としたものだった。アングラー達は数々の重大な決断をすることになり、発表される事柄に関してはほとんど全てのことに関して論争が起きた。しかし一つだけはみんなが同意しているようだ。それはBASSが選んだ素晴らしい試合開催地だ。
ラッキークラフトのプロ、マーティ・ストーンも今回はみんなと同じ意見だ。彼はこれからのスケジュールに大喜びしている。「BASSのジャネット・ベルが今年の試合開催地選びを一生懸命にやってくれた。彼女は新しいポストに就いてからずっとそうだ。彼女の仕事を僕がもらって、来年も全く同じにするよって彼女に言ったんだ。BASSの歴史の中で最高のスケジュールだよ。」
「アミスタッドのように新鮮な顔ぶれがある。そこでの試合は素晴らしいものになると思うよ。そしてレイバン。僕はずっと前に一度行ったことがあるだけ。ここ数年はオープンしか開催されていなかったから、僕たちは釣る機会がなかった。ポトマックでもずっとメジャーな試合は開催されていなかったし、グランド・レイクもいいね。小さいレイクだと誰かが言っていたけれど、1日半プラクティスして、まだ僕は半分も見ていないんだ。」
もちろんレギュラーシーズンが始まる前に、ストーンはクラッシック出場のためオーランドに向かう。クラッシック優勝もアングラーオブザイヤー(AOY)タイトルも彼の目標の中で高い位置にある。「1999年、2004年と2回ツアーで優勝しているけれど、最近行われたグレイテストアングラーを決める討論を見てごらんよ。何度もツアーで優勝していて、クラッシックも優勝していて、AOYタイトルも獲ったことがなければ名前が挙がらない。そんなタイトルを持っていなくてもいいキャリアなのに。クラッシックで優勝しなくてもAOYタイトルを獲らなくても僕はいいキャリアだと思うけれど、グレイテストアングラーに名を連ねたいなら全部欲しいね。」
「AOYを獲るのかって聞かれるんだ。僕の願いはタイトル争いができること。すごく楽しかったんだ。」
それと同じくらいクラッシック優勝がしたいと彼は思っているが、それは違った部類のゴールだ。「僕が出場する全てのトーナメントの中で、クラッシックが一番優勝するのは簡単なんだ。出場するのは一番難しいけれど、優勝するのは一番簡単なんだよ。」
彼はクラッシックへの準備をしている。「クリスマスまではあまりやってなかった。途中だったことを終わらせたり、ボートを取りに行ったりした。でも今はタックルに取り掛かっている。身体的には一生懸命体を鍛えていて、心身共に調節しようとしている。食事にも気を使っているよ。家にいない生活っていうのは体にショックを与えるから、ちゃんとした食生活をしないと数週間後に動けなくなるんだ。」
「これから数週間、僕は家の近くで週2~4回釣り始めることにしている。今年のクラッシックは変わっていて、3日間のプリプラクティスがある。そこで1日14~15時間ひたすら釣るんだ。」
2001年のディーン・ロハスの記録を超えられるとは彼は思っていない。「ディーンは周りに人がたくさんいる中であれだけの凄いウェイトを出した。天気が左右した試合だった。スポーニングに入ってきそうな魚が大きなグループになっていた。でも前線が次々と入ってきてその魚たちはスポーニングに入るのを待ち構えていたんだ。本当のビッグフィッシュも含んだ3週間分の魚がね。それが凄く腕のいい釣り人のグループと鉢合わせするなんてすごい偶然。もう2度とないだろうね。」
ストーンのキャリアは、あまり表には出ない1人の重要スポンサーにとても助けられている。彼の奥さんのロビンだ。「これを言うと話し過ぎになってしまうかもしれないけれど、最近僕とロビンを会社の従業員として登録したんだ。それぞれの給料を決めなくてはならなかったんだけれど、彼女の給料を安く設定し過ぎた。これじゃ見合ってないよ。」
「ツアーに出ているときは、僕は釣りをするだけ。ロビンが僕のメッセージやEメールの8割を面倒見てくれる。スポンサーの仕事をする日をアレンジしたり、宿泊先の予約をしてくれたりもする。僕は契約交渉と長期のファイナンシャルプランニングをするだけ。彼女が他は全部やってくれて、そのお陰で僕はとても助かっているんだ。」
彼はラッキークラフトのルアーの全てに惹かれているが、いくつかのルアーが特に彼の目に留まった。「今年、特に寒冷前線の影響があったりすると、スピナーベイトかバイブレーションが役に立つか、もしくは優勝ルアーになる可能性がある試合がありそうだ。」と彼は言う。そのため、彼はラッキークラフトLVR-D7とLVR-ミニをストックしていて、「他のルアーに反応しないとき」に使うつもりだ。
また彼はどこかでスレンダーポインター97も使う可能性がある。「このルアーはリミットが釣れるルアーだ。数もビッグフィッシュもね。」彼は自称「ワーストジャークベイトフィッシャーマン」だが、その使い易さのため「スレンダーポインターにはびっくりさせられっぱなし」だと言う。
クランクベイトの中では、彼はフラットミニシリーズの3バージョン全てで釣るのを楽しみにしている。「僕達はずいぶん前から作って欲しいとリクエストしていたんだ。このルアー達は0.5フィートから6フィート潜って、とてもコンパクトなルアーなんだ。」ほとんどのバスフィッシャーマンと同じように、彼もBDSクランクで釣りをするのを待ち切れない。
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