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Week 8 – ケリー・ジョーダン プレッシャー 2005年2月21日
ケリー・ジョーダンはFLW初戦で優勝し、シーズンをいい形でスタートした。ツアーに掛かる費用の心配など一気に無くなり、希望に満ちていた。プレッシャーもなくなった。
それから連戦でのバスマスタートーナメント。賞金は獲得するが、ほどほどの順位のトーナメントが重なり、彼にとって重要な2005年、2006年のバスマスタークラッシックが危うくなってくる。クラッシック出場の可能性を失ってはいないが、安全圏内でもない。FLW第2戦(トホ)はではいい成績を出した彼は、FLWアングラーオブザイヤー(AOY)の2位につけている。
若いアングラーの多くが犯す間違いは、現在のトーナメントの先に目をやり、次のトーナメントのことを考えてしまうことだ。一方ジョーダンは、トーナメント毎にその日のそのキャストに集中するようにしている。
「先を見過ぎると、自分のゲームプランから外れてしまうことがある。今僕はFLWでいいところにいる。AOYで2位だ。AOYはいつも僕の目標だからね。BASSの方は良くなかった。2戦とも賞金は獲ったけど、満足できないな。」
「ここで集中力がとっても大切になる。クラッシックに出られるように急いで軌道修正しないと。それはわかってるけど、今この瞬間に集中して、1つずつトーナメントをこなしていく必要があるんだ。そうしないと、まぁ後でポイントを稼げばいいやなんて思い始めて、トーナメントに響いてしまう。」
2002年、ジョーダンはレイク・ガンターズビルで優勝しヒーローとなった。2004年、彼はノーフィッシュも手伝って101位でフィニッシュ。順位には大きな差が出たが、今回ガンターズビルでは今の時期のベストを期待している。
「ガンターズビルが大好きなんだ。グラスがあってビッグバスがいる。早く釣りに出たいよ。去年は最悪のトーナメントだったけど、2002年には勝ってるし、ビッグバスがたくさんいることも知ってる。本当にいいレイクだよ。」
何年もプロの間でジャークベイトは人気の高いルアーだったが、ラッキークラフトのポインターシリーズは、ツアーを戦うほとんどのアングラーにとって伝説、そして必要不可欠なものとなりつつある。
「この時期、ラッキークラフトのポインター100がジャークベイトの定番だと言える。とにかく釣れるルアーってやつがあるけれど、ポインターもその内の一つだ。去年ガンターズビルでの優勝ルアーがポインターで、今週僕がガンターズビルで最初に投げるジャークベイトになるだろう。他のルアーは及ばないくらい良く釣れるよ。」
「僕がここで使ってみたいもう一つのジャークベイトは、新製品のスレンダー・ポインター。頼れるルアーになる可能性があると思うんだ。」
>ジョーダンは30ポンドのスパイダーワイヤーにラッキークラフトのLVR D7かD10を結んで、グラスの中を引こうと考えている。「マッドクロー、オーロラブラウン、ゴースト、そしてチャートリュースシャッドみたいなカラーのバイブレーションで今週たくさんバスが釣れるかも知れないな。」
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