タイトルレースにてラッキークラフトプロ4名がトップ5入り
ラッキークラフトの大森、バスマスターツアーシーズン中盤でトップに立つ
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ラッキークラフトプロスタッフ アラバマ州ガンターズビル(2005年2月27日)- 大森貴洋、スキート・リース、ジェラルド・スウィンドル、マーティ・ストーンの4人に共通する点は?ラッキークラフトのプロスタッフであるということ以外では、全員がバスマスター・アングラーオブザイヤー争いでトップ5に入っている。 6試合中3試合が終わり、大森が741ポイントで1位、リースが2位(710ポイント)、スウィンドルが3位(691ポイント)、そしてストーンが5位(669ポイント)となっている。アングラーオブザイヤーを獲るチャンスが巡ってきたことに彼らは興奮しているかと思われたが、シーズンの終わりはまだ先のことで、バスマスター・アングラーオブザイヤーの賞金10万ドルを考えるには早いと口を揃えた。 |
大森貴洋 「信じられないよ。」ガンターズビルでの27位入賞でアングラーオブザイヤーレースのトップに立った大森貴洋は口を開いた。「クラッシック優勝の後 アングラーオブザイヤーを獲れたら素晴らしいけど、今考えることじゃない。まだまだ試合は残ってるし、まずは次を考えなくちゃ。」 大森は16ポンド13オンスと14ポンド3オンスという、いいサイズのリミットを持ち込んだが、簡単とは言えない釣りだったと言う。 「一つのハンプやリッジで20ポンド釣れるような、魚が密集しているエリアを見つけられなかった。確実なパターンを組めるようなバイトの数はなかったんだ。だからトーナメント中にバイブレーションを色んな所で投げまくって、なんとか一日5匹釣った。ここで1匹、あっちで1匹、また移動して1匹。この場所がいいとか、このパターンでっていうことはなくて、広範囲をカバーしただけだった。」 |
ジェラルド・スウィンドル ジェラルド・スウィンドルは、ガンターズビルで3日間トータル46ポンド14オンスを釣って9位に入賞し、ラッキークラフト・プロチーム中最高順位となった。 これでアングラーオブザイヤーの3位に浮上したが、彼もまた、この時点で2回目のアングラーオブザイヤータイトルを考えたりはしないと言う。 「ポイントで3位?今の時点では何の意味もないよ。優勝するために釣っていくだけ。BASSツアー優勝がしたいんだ。ものすごくね。もちろんアングラーオブザイヤーをもう一度獲りたいけれど、昨シーズンはずっと優勝を狙った釣りをした結果トップになれた。またタイトルを獲れるとしたら、その時も同じ様な釣りをした結果だろう。ポイントスタンディングでの順位を守ろうとはしない。優勝したいんだ。」 いつもは饒舌な彼だが、7ポンド15オンスをウェイインした初日は無口だった。しかし彼は2日目、地元の観衆が見守る中27ポンド15オンスという、この日の最高ウェイトを持ち込み、ヘビーウェイト賞とトップ12入賞を確実にした。 |
ガンターズビルはスウィンドルのホームレイクのため、秘密のスポットで釣ってきたんだろうと思うかもしれないが、そうではなかった。皮肉にも、彼の成功はハイウェイ431ブリッジのリップラップから来ており、スウィンドルが『レイクの一番の穴場』と呼ぶ場所だった。 「グラスパターンでトーナメントに優勝する人が多いことから、ガンターズビル入りする時から、みんなの頭にはグラスパターンしかない。僕はプラクティスで、431ブリッジとブラウンズ・クリーク・ブリッジ沿いのリップラップのメインストレッチで釣る人がいないことに気付いて、僕のトーナメントプランに組み込むことにした。」 スウィンドルはそのリップラップを3つのルアーで攻めた――ラッキークラフトのフラットCB MR(ゴーストミノー)、3/8オンスのアーキージグ(テキサスクロー)にズームのクリッタークローのトレーラー(グリーンパンプキン)、そしてハンドメイドの木製フラットサイド・クランクベイトだ。 「27ポンド15オンスはフラットCB MRとジグで釣った。風が当たるリップラップのストレッチに的を絞ってね。水が岩にぶつかって、水しぶきが立つ。そこにフラットCBを投げたんだ。」 「ジグは、カレントがぶつかる、更にディープなリップラップの角で使った。フラットCBで4匹、ジグで3匹キャッチしたよ。」
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スキート・リース ラッキークラフトプロスタッフの中で唯一、アングラーオブザイヤーを獲りたいという思いを素直に表に出しているのがスキート・リースだ。 「毎年僕の目標となっているのがアングラーオブザイヤーだ。獲れたら素晴らしいし、獲れなかったらがっかりだけど、アングラーオブザイヤーを狙っていることは素直に認めるよ。」 スキート・リースは、ガンターズビル戦初日、19ポンド12オンスをウェイインし上位にいたが、2日目3匹で9ポンド3オンスと崩し、36位に終わった。 リースはトーナメント中、ラッキークラフトLV-500とLV-100のスプリングクローとチャートリュースシャッドカラーをバニッシュ14ポンドテストラインに結んで投げた。 「4フィート以下ではLV-100を、8フィートを釣る時は大きくて100よりも深く潜るLV-500を使った。」 初日の曇っていて風のある天候はリースの釣りに良かったが、2日目の晴天は彼のパターンには向いていなかった。 「初日釣れたのはその日の天候のせいで、2日目は太陽が昇る前にチャンスが少しあるだけだと分かっていた。そしてその通り、2日目の朝一で3匹釣って、日が昇ったらバイトが消えた。他にあれこれ試して回ったけど、晴天じゃ何も効かなかったよ。」
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ケリー・ジョーダン ケリー・ジョーダンはガンターズビル戦でまずまずの成績を出し、アングラーオブザイヤーの順位を16位上げて32位となった。 彼は初日11ポンド7オンス、2日目ヒートアップして18ポンド4オンスを釣り、2日間トータル29ポンド11オンスで31位に入賞した。 ジョーダンもまた、試合中何をやるべきなのかつかめない程のバイトしか得られなかった。彼が2日目に良かったのは、ルアーを替えたからだ。 「初日はラッキークラフトLV-500のオーロラブラックで釣ったけれど、2日目の終わりにラッキークラフト・フラットCB MRのファイヤータイガーに替えてからバタバタと釣れ始めたんだ。初日にフラットCBに気付けばよかったよ。」
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マイク・オートン マイク・オートンは初日11ポンド4オンスをウェイインしたものの、2日目はノーフィッシュとなり、128位に終わった。 「去年はトップ12で終われたのに、今年は前回ほど魚がスクールしていなかった。プラクティスでは今年の方がたくさんバイトがあって、去年の経験からしてトーナメント中にはもっと魚が釣れるだろうと思ったんだけど、そうはいかなかった。試合中僕のエリアに戻ってみると、思ったより魚は少なかった。」 |
ジョー・トーマス この週、インフルエンザと戦っていたジョー・トーマスは、6ポンド10オンスを釣り149位でフィニッシュした。 |