サムレイバンでラッキークラフト・プロスタッフが大活躍
大森とジョーダンがトップ12入り
サムレイバン,
テキサス州ジャスパー
New Ending 03.18.06
Rank
Name
Total
8.
268
11.
257
14.
248
26.
223
Bassmaster Elite Series Power Index
 
 
 
 
 
   
>>>大森貴洋

テキサス州ジャスパー(2006年3月20日)

テキサス州在住の大森貴洋とケリー・ジョーダンは、サムレイバンでのバスマスターエリートシリーズで最終日まで残り、素晴らしい成績を収めた。

テキサス州エモリーに住む大森は地元の湖に関する知識を活かし、今シーズン最高の8位に入賞した。大森の4日間のトータルは62ポンド14オンスだった。

2日目、大森は5匹のリミットでこの日の最高ウェイト20ポンド6オンスを持ち込み、この日のヒーローとなった。これでシーズンの最後に行われるブッシュ・シュートアウトへの出場の可能性も出てきた。2004年バスマスタークラッシック・チャンピオンの彼には居心地の良い場所だった。

「この湖は僕の好きなタイプの湖で、僕の好きな釣り方で釣れるから、本当に楽しかった。ここで釣ったのは3年振り。変わっていっていることもたくさんあるし、最近行われた色々な試合のせいでプレッシャーが大きくなっている。この試合にはオープンマインドで臨んで色々なことを試してみたんだ。」

この試合はソフトベイトがメインのトーナメントだったが、特別なラッキークラフトルアーが大活躍した。

「僕の1番大きい魚(2日目)は7ポンド2オンスで、この試合で釣った中でも1番大きかった。その魚はラッキークラフトRC 2.5のホワイトシャッドで釣った。実はそのルアーに赤と黒のマジックで線を描いて、スプリングクローっていう色に見えるようにしたんだ。この湖で良く効いたよ。」

「大きい魚はほとんどが深い方で釣れた。ハイドリラの際に投げるんだ。プラクティス中に数パターン見えてきた。いいスタートが切れてとても嬉しいよ。こうやって釣ってきたこと、テキサスで釣りをすることがいいスタートを切るのに本当に役に立っているんだ。」

 
>>>ケリー・ジョーダン

テキサス州ミネオラ在住のケリー・ジョーダンもこの試合を楽しみにしていた。彼は大森と共に最終日の12人に加わり、4日間のトータル58ポンド15オンスを釣って11位でフィニッシュした。

ジョーダンは色々なテクニックを試したが、結局はサイトフィッシングに戻ってきた。そして初日、ジョーダンはこの試合でのビッグフィッシュ、8ポンド3オンスのラージマウスを釣った。

ジョーダンは最終日について、そして変わり続ける天気に彼の追っている魚がどう影響されたかについてこう語った。

「釣れると思い込んでいたんだ。あらゆるルアーを投げたけれど釣れなかった。僕のメインはサイトフィッシングだった。」

「試合中ずっとサイトフィッシングの魚が見えればいいと思っていた。天気のせいでキーパーを釣るのが難しかった。4~5匹しかいない狭いエリアがあって、その魚を全部釣った。そのエリアを持っていてラッキーだったよ。他のエリアは全然ダメだったから。」

ジョーダンはこの試合でいいスタートを切り、速攻でトップリストに名前を連ねた。

「午前9時にはもうリミットが釣れていたから、後はビッグフィッシュを狙いに行ったんだ。本当に釣れていたのは唯一サイトフィッシングだった。(初日)後半にもう一度戻って、残しておきたかったビッグフィッシュを釣りに行って、2度もバラシてしまった。それに45分も使ったよ。」

「プラクティスよりずっとタフになっていた。プラクティスの初日はかなり食いが良かったのに、日に日に悪くなっていった。(2日目)食わなくなったから動き回ったんだ。サイトフィッシングじゃなければ、魚を釣るのは更に難しそうだった。快晴だったからだと思うよ。」

素晴らしい成績を出したものの、彼を本当に満足させるのは優勝だけだ。

「もっといい釣りをしたかった。腹が立つのはウェイトを伸ばせる魚を2匹見つけているのに2匹とも釣れなかったこと。今回トップ12入りしたのは良かった。」

スキート・リース

カリフォルニア在住のスキート・リースは、1ポンド差でトップ50入りを逃したレイク・アミスタッドでの悔しい結果から返り咲いた。彼は47ポンド2オンスをウェイインし、14位でフィニッシュした。

好成績は残したが、3日目の釣りは上手く行ったとは言えなかった。初日19ポンド3オンスをウェイインした後、2日目は15ポンド6オンス、3日目は12ポンド9オンスとウェイトを下げた。

「16~18ポンド釣らなければトップ12に残れないと分かっていて、今日はとにかく釣りに行った。バイトはあったんだ。(3日目)トップウォーターを投げていて、3~4ポンドの魚が何匹か掛かり損なった。ビッグフィッシュを見つけても、ルアーを追いかけて来るだけでそれっきり。今日釣った12ポンドで満足だよ。」

「この試合で一番大きい魚は、(ラッキークラフト)ガンフィッシュ 95に来たんだ。3日目を除いては、魚はあのルアーを丸飲みだ。そして今日(3日目)、僕はあのルアーに最適なコンディションだと思った。リアクションバイトが今までよりいいだろうと思ったんだ。だけどそれと同時にこの湖にはプレッシャーが全然無いエリアなんて無いと思う。いいエリアには大勢のローカルアングラーがいるんだ。」

それでもこの試合はアミスタッドより少し気分が良かった。

「前の試合に比べたらこの試合の方が気分がいいのは間違いない。良く釣れているけれど、僕が望んでいたよりもサイズが小さかった。正直言って、自分がリードしていない限り嬉しくないんだけれど、少なくとも順位を上げるチャンスはあった。(2日目は)より大きい魚を釣るチャンスが何度もあったんだ。実際、(2日目)帰着前に6ポンドのベッドの魚を狙っていた。その魚に10~15回投げて、一回は掛かったんだけどバレてしまって、時間が来た。」

「色々な意味で、トップ50内で釣るとプレッシャーが軽くなる。重要なカットに残って、賞金がもらえることが分かっていると、ホームランを狙うチャンスができるんだ。」

 
>>>ジェラルド・スウィンドル

ジェラルド・スウィンドルによると、彼は今「苦しんでいる」そうだ。もしそうなら、スウィンドルは2度目のバスマスター・アングラーオブザイヤータイトル争いに何とか加わっているということになる。

「今回はとにかく上手く行かなかった。2試合終わったけれど自分のしたい釣りはしていない。休みもないから疲れてきてもいる。でもこの厳しい戦いも何とか切り抜けていける。自分の方に流れが来た時に逃さないように、いいポジションに着けていないと。」

「バラシが多すぎた。今日(3日目)の帰着直前にも4ポンド半の魚をサイトフィッシングでバラシたんだ。ゆくゆくは必要になる10~15ポンドの魚かもしれない。最終日に残れる魚じゃなかったけれど、その魚がジャンプした時に、『あ、バレタな』と分かったんだ。」

ここ2試合はスウィンドルのスタイルに合ったトーナメントではなかったが、これら序盤の試合の戦い方に進歩を見せた。

「こういったビッグフィッシュトーナメントは得意じゃないんだ。だからこの結果を見て、何とか凌いでいるってことは僕の釣りが進歩したっていうことかもしれない。いつもならこういう試合はボロボロなんだ。」

「中盤戦を楽しみにしているんだ。その時季が好きだからね。今日は釣り方を選べなかったし、行ったこともないエリアを釣った。風裏を探さなくてはならなかったんだ。風が止んだらもっと動き回れて、それが僕を精神的にも助けてくれた。」

2004年、スウィンドルは初めてのアングラーオブザイヤーを、1週間半後に控えた次のエリートシリーズ開催地サンティー・クーパー(ノースキャロライナ州)で決めた。

「ちょっと特別な試合になるね。あの湖でもう一度釣れるのは嬉しいよ。あそこにはいい思い出がたくさんあるから、今回も上手く行けばいいなと思ってる。どちらかというとブッシュなんかがある、ターゲットにキャストするような釣りの湖だけれど、すごく楽しみにしているよ。」



スウィンドルはラッキークラフト製品、しかも新製品で成功するチャンスがあった。

「試合の初日、帰着直前にあるパターンにはまったんだ。チャートリュースシャッドカラーのラッキークラフト・スプラッシュテールでね。午後1時頃あるポケットに入ってクランキングロッドにスプラッシュテールを結んだら、最初の200ヤードで7匹釣れたんだ。全部2ポンド半ぐらいのいい魚だった。そのまま夜も暖かければ素晴らしいクランキングの試合になるところだった。ただ巻いて止めるだけだ。巻いて止めて。ベッドの魚がルアーに向かって来るのが見えるんだ。そしてバイトしてくる。」

 

 
>>>ジョー・トーマス

ジョー・トーマスが2日目のウェイイン前に感じていたプレッシャーとの分かれ目は4オンスだった。27ポンド10オンスがトップ50の境界線で、トーマスは全てを出し切った。しかし2日間のトータル27ポンド6オンスでは僅かながら届かなかった。

「今日はプレッシャーを感じたよ。アミスタッドで良くなかったからプレッシャーが少し大きくなっていた。トップ50入りするのにあと一匹と分かっているのはとてもキツイよ。集中力を切らさないようにするしかないし、あとは自分と魚との戦いだ。」

「試合展開がかなり変わったんだ。50位以内の1万ドルを懸けて釣りをするのはプレッシャーになる。初日はほとんどストレスは無くて12ポンド釣れただけだった。今朝(2日目)は数匹釣って50位入賞するチャンスがあった。賭けに出て、自分に少しプレッシャーを掛けたけれど、今日は釣れなかった。」

トーマスはラッキークラフトのジャークベイトで数匹釣った。

「スレンダーポインター112のアメリカンシャッドをブッシュのアウトサイドエッジに投げて結構な数を釣った。グラスのアウトサイドエッジには小さめの魚がいて、大きめのはブッシュの方にいたようだ。実はこのジャークベイトはそういうエリアの内側に投げ易い。でも本当に奥に入れて釣るにはソフトベイトを使わなきゃダメなんだ。」

「2日間ともブッシュの中にソフトベイトを泳がせて釣ったんだ。初日、なかなかのウェイトを持ち込めるだけのバイトがあったのに、5ポンドフィッシュをバラシてしまった。2日目はその5ポンドフィッシュを釣った。2日間とも入れ替えをしたけれど、今日(2日目)の方がウェイトは良かった。ウェイトが僅差の試合で、1日にビッグフィッシュを狙うチャンスが1~2回しかないのにミスをしたりするとダメだね。日に日に食いが悪くなっていったよ。」

 

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