テキサス州ミネオラ在住のケリー・ジョーダンもこの試合を楽しみにしていた。彼は大森と共に最終日の12人に加わり、4日間のトータル58ポンド15オンスを釣って11位でフィニッシュした。
ジョーダンは色々なテクニックを試したが、結局はサイトフィッシングに戻ってきた。そして初日、ジョーダンはこの試合でのビッグフィッシュ、8ポンド3オンスのラージマウスを釣った。
ジョーダンは最終日について、そして変わり続ける天気に彼の追っている魚がどう影響されたかについてこう語った。
「釣れると思い込んでいたんだ。あらゆるルアーを投げたけれど釣れなかった。僕のメインはサイトフィッシングだった。」
「試合中ずっとサイトフィッシングの魚が見えればいいと思っていた。天気のせいでキーパーを釣るのが難しかった。4~5匹しかいない狭いエリアがあって、その魚を全部釣った。そのエリアを持っていてラッキーだったよ。他のエリアは全然ダメだったから。」
ジョーダンはこの試合でいいスタートを切り、速攻でトップリストに名前を連ねた。
「午前9時にはもうリミットが釣れていたから、後はビッグフィッシュを狙いに行ったんだ。本当に釣れていたのは唯一サイトフィッシングだった。(初日)後半にもう一度戻って、残しておきたかったビッグフィッシュを釣りに行って、2度もバラシてしまった。それに45分も使ったよ。」
「プラクティスよりずっとタフになっていた。プラクティスの初日はかなり食いが良かったのに、日に日に悪くなっていった。(2日目)食わなくなったから動き回ったんだ。サイトフィッシングじゃなければ、魚を釣るのは更に難しそうだった。快晴だったからだと思うよ。」
素晴らしい成績を出したものの、彼を本当に満足させるのは優勝だけだ。
「もっといい釣りをしたかった。腹が立つのはウェイトを伸ばせる魚を2匹見つけているのに2匹とも釣れなかったこと。今回トップ12入りしたのは良かった。」