大半のアングラーが水深30フィート以上を釣っていたが、ラッキークラフトのスキート・リースは全く違う方法で成功を収めた。プラクティスの最初はディープのストラクチャーを釣っていたが、リースはそのパターンにあまり自信が持てなかった。プラクティス最終日に少し釣り方を変え、上流に行って初日トップウェイトを持ち込むことになるスポットを見つけた。
「ベイトフィッシュがたくさんいて、少し水が濁ったエリアを見つけたんだ。一流しで2匹釣れた。ディープの釣りよりも僕のスタイルに合っているから、そのエリアに惹かれた。上流はシャローでのパワーフィッシングで、それが僕には良かったんだ。」
初日が終わり、リースは15ポンド10オンスのトータルウェイトで1位にいた。リースはラッキークラフト・ファットCB BDS3を駆使して、この試合で成功した。
「BDS3のチャートリュースシャッドで賞金をゲットできた。スタンプも、レイダウンも、ロックも、とにかくカバーを釣った。水深2~6フィートを釣って、キーパーは全てBDS3でキャッチした。」
BDS3を7フィートのグラスロッドに20ポンドのモノフィラメントラインで投げ、リースは初日5匹のキーパーをウェイインすることができた。スローな釣りではなく、彼はBDS3のとても速いリトリーブでスタンプの側を攻め、カバーからのリアクションバイトを誘発した。リースによると、彼が釣っていたエリアにはたくさんのギザードシャッドがいて、BDS 3を周りのストラクチャーにバウンスさせると魚が食いついてくると言う。
2日目がスタートし、コンディションが変わったとリースは言う。風が強くなり、魚は定位置に付かず、ベイトフィッシュも上がってこなかった。彼はキーエリアに戻ったが、3匹のキーパーしかウェイインできず、7ポンド8オンスで4位に後退した。
3日目・最終日も2日目と同じ状況で、リースは2日間共に2匹ずつのキーパーをウェイイン。3日目の5ポンド5オンスで8位タイとなり、優勝を懸けて最終日を釣ることとなった。しかし最終日の朝には雨が降り、リースは2匹で6ポンド2オンスと、4日間のトータルウェイトを34ポンド9オンスとして10位となった。リースは初日のヘビーウェイト賞と、最終日のビッグバス賞(4ポンド6オンス)も獲得した。
エリート戦で4回のトップ12入りと、メジャー戦で1度トップ6入りし、総合的に今シーズンにはかなり満足している。
「この試合をトップ10でフィニッシュできて嬉しいよ。アングラーオブザイヤーを獲るまでは完全に満足はしないけど、凄くいいシーズンだった。」