試合の最初の2日間はイーグルマウンテン・レイクで行われた。3日目、トップ12名が、そして最終日には『スーパー6』がベンブルック・レイクでの6ホールコースを回った。その最後の2日間を戦うアングラーの中にスキート・リースもいた。最初の2日間のトータルウェイト26ポンド3オンスを持ち込み、リースは3位で3日目に進出。しかしウェイトは0に戻され、トップ12名は3日目を改めてスタートさせた。
イーグルマウンテン・レイクもベンブルックも低水位とボートで混み合った中での釣りとなったため、苦しんだアングラーは多かったが、リースはそのプレッシャーにも関わらず魚を見つけているようだった。
「イーグルマウンテン・レイクに55艇のボートは多過ぎだ。」とカリフォルニア出身のスキート。「ビッグフィッシュも釣れていたし、15~16ポンドを持ち込んだアングラーも何人かいたけれど、僕に釣れた魚で僕は満足だ。ベンブルックも違う意味で面白いレイクだった。あまり魚が濃くないんだ。」
この試合ではルアー選択がとても重要だったとリース。何をいつ投げるかを決めるのが難しかったようだ。
「最初はイーグルマウンテン・レイクならトップウォーターバイトがいいと思っていたけれど、そうじゃなかった。次にシャロークランクで釣ろうと考えたけれど、それも上手く行かなかった。イーグルマウンテンで僕が釣った魚は全て3/8オンスと1/2オンスのブラウン&パープルジグで釣ったんだ。」
「朝一は3フィート以下のシャローにあるロック周りをジグで釣って、陽が昇ったらボートドックに移動した。3日目(ベンブルック・レイクで)ブラック&ブルーの5/8オンスジグで1匹キーパーを手にして、それ以外は全部、シェーキーヘッドスタイルのワームで釣った。」
両方のレイクでいい釣りを展開し、リースは満足だった。あと一つだけ足りなかったものはあったが。
「トーナメント全般に対しては満足している。成績が良かったから、この試合がポイントに関係していると更に良かったんだけど。いい賞金は獲れたけどね。」
リースは3日目に10ポンド9オンスを、最終日に3ポンド11オンスをウェイインし、総合5位でこの試合を終えた。