アラバマ州在住のスウィンドルはリースと同じ様な順位につけていた。最終日にビッグリミットを釣らなければ首位に追いつけない。彼はギャンブルに出なければならず、それは彼にも分かっていたが、彼が何をしたかは大きな疑問だ。
厳しい初日の後、スウィンドルはスローダウンし、2日目18ポンド6オンスを釣ることに成功。45位から19位に順位を上げた。しか し努力は報われず最終日はノーバイトとなり、25位でフィニッシュした。.
スウィンドルは自分の成績にがっかりしていない。彼は試合の途中でアジャストして最終日まで駒を進めることができたのだ。
「初日は下の方へ行ってリリーパッドを釣ればよかったのかもしれない。優勝できると思われる場所を釣ったんだけど、残念なことに優勝できなかった。レイク・キシミーまで行けばよかったのかもしれない。でもやり直すとしたら、初日もっとスローダウンしていたかな。」
「走り回れば(最終日)簡単にリミットは揃えられた。でもそれじゃどうしようもない。15位だったとしても、トップ10に入らないと賞金は変わらない。行くしかないよね。優勝したいならノーフィッシュを覚悟しないと。2~3匹ビッグフィッシュが釣れれば優勝だ。努力はしたけれど、僕には釣れなかった。」
スウィンドルはスローダウンすることについて語った。そうすることによって彼は2日目持ち直したのだ。
「この試合ではメンタルな部分で勝たなければならなかった。初日は必要な魚を釣るのに十分なだけ、精神的に上手くスローダウンできなかった。2日目僕はリラックスして釣りをスローダウンさせた。何匹か釣れると自信が出てくる。それが大きく影響するんだ。」
スウィンドルもクラッシックが何ヶ月か早まったことと、それがアングラーにどう影響するかについて、彼の考えを語った。
「今回のクラッシックは大成功だったと思う。記録は破られるためにあるし、クラッシックがこの時季に開催されればその可能性が出てくる。ポイントに関係のない試合でシーズンをスタートさせるのはいいと思う。初戦でウォームアップできていないとポイント争いで追いつけなくなるからね。」
2004年バスマスター・アングラーオブザイヤーのスウィンドルは今年2度目のタイトルを狙う。長くなったシーズンとタイトルを獲るのに何が必要かについてこうコメントした。
「テストになるだろう。長期戦になるし、更に大変になるけれど、ビッグフィッシュを釣るには今までで最高のスケジュールだ。今年はアングラー達の中に潜む子供の部分が出てくるだろうね。ビッグウェイトが期待できるトーナメントがいくつかある。アングラーはそれを望んでいるんだ。バラエティに富んだ釣り場を回るからいいね。春にスタートして秋に終わる。トップウォーターもディープクランキングも、他にも色々使うことになる。それだけ色んなルアーを使うチャンスはなかった。」
「AOYを獲るためのキーはバランスをとることだろう。9月までに疲れてしまうと、最後の2試合で成績を出すのが大変になる。そして(ミズーリ州)テーブルロック戦でシーズンが決まる。クラッシック出場がそこで決定するんだ。全試合でトップ10入りする必要はないけれど、ほとんどの試合でトップ25に入っていないとAOYは獲れない。