ニューヨーク州プラッツバーグ(2007年7月18日)
バスマスターエリートシリーズ・ノーザンラン初戦の開催地レイク・シャンプレインに100名強のトップアングラーが集結した。
これだけ広大な水域を釣るということは、釣り方も多彩だと言うことで、それがポジティブな要因となるアングラーもいれば、反対のアングラーもいる。レイク・シャンプレインは巨大な淡水湖で、長さ約110マイル、一番幅の広いところで12マイルあり、どこを釣るか迷ったアングラーも多かった。
ラッキークラフトのスキート・リースは、調整、順応、そして変更を繰り返してビッグフィッシュを狙い、アングラーオブザイヤー(AOY)争いのリードを奪い返そうとした。4日間のトータルウェイト70ポンド13オンスをウェイインし2位でフィニッシュしたリースは、エリートシリーズ3戦を残した段階で1位の座に返り咲いた。
試合中はリースに優しかったレイク・シャンプレインだったが、3日間のプラクティス中はそうではなかった。
「最終的にはいい試合になった。今年はプラクティスが良くないときには、いい試合になるみたいで、今回もそうだった。プラクティス初日は何バイトかあって、その日が試合だったら良かったけれど、試合中にそのエリアに行ったら、ほとんど何も釣れなかった。」
プラクティスはよくなかったが、リースは好成績を出すチャンスはあると思った。初日はベタ凪で、彼はウィードベッドの周りにラッキークラフト・ガンフィッシュ115(チャートリュースシャッド)をキャストした。
「2時間で約16ポンド釣った。それが正午から2時までの間で、一番バイトしてくる時間はもう終わっていたんだ。これだけのウェイトを出せてよかった。」
ラッキークラフト・ガンフィッシュが初日のキーだったが、2日目は別のパターンがいいとの情報を得た。50匹近くの魚を釣り、またも16ポンドをウェイインしたリースは軽々とトップ50入りし、いい位置につけた。
「2日目ある小さなエリアを一流ししたら、ラッキークラフトBDS3(ラベンダーシャッド)で良く釣れたから、3日目もそこに行くことにしたんだ。午前9時頃そのエリアでスクールを2~3見つけて、とても楽しい釣りをした。ウィードのアウトサイドエッジにBDS3を通すと魚が食いついてくる。本当に凄かった。」
リースは試合中ずっと釣れ続けた。彼はレイク・シャンプレインでのハードな戦いに疲れたが、レイク・エリーでの次の試合を楽しみにしている。この勢いを保ったままで新しい水域を釣るのが楽しみなのだ。
「僕もボートもビッグウォーターに挑む準備OKだ。プロペラを変えるだけでいいはず。バッファローには初めて行くけれど、セントクレアを釣った時にエリーの西側は釣ったことがある。でもそれだけだから、僕はそこでビッグフィッシュをキャッチするのがとても楽しみだ。」