ラッキークラフトのプロ達がクリア・レイクでビッグフィッシュをキャッチ
リース、スウィンドル、ジョーダンの3名が100ポンドをウェイインしトップ12入り
  2007 Bassmaster Elite Series - Final standings
 
02th
Skeet Reese
 
04th
Gerald Swindle
 
06th
Kelly Jordon
 
21th
Takahiro Omori
>>>スキート・リース Skeet Reese
 
 
   
 

カリフォルニア州レイク・カウンティ(2007年4月3日)

カリフォルニア州最大のナチュラルレイクであるクリア・レイクが、バスマスターエリートシリーズ第3戦の舞台となった。クリア・レイクは縦19マイル、横8マイル、そしてショアラインが100マイル強の湖である。そしてここで、ラッキークラフト・プロスタッフ数名が上位入賞を果たした。

スキート・リースはオールタイム・ヘビーウェイト記録を破る117ポンド6オンスで2位と、今回も素晴らしいトーナメントを展開した。

彼はエリートシリーズ3戦全てにおいてトップ12入り、そして2月に行われたバスマスタークラッシックで2位と、過去数試合で好成績を出し続けてきた。リースは喜んではいるものの、やはり「2位は最悪だ」と言う。

「そろそろ優勝する頃じゃないかと思いたいけれど、何が起こるか分からない。アーロン(・マーティンス)がデルタで優勝したのは嬉しかった。彼も今まで何度も優勝を逃してきていたからね。彼が優勝できるのなら、僕にも望みがあると思ったんだ。」

リースは毎日25ポンド以上ウェイインし、3日目には35ポンドの超ビッグウェイトを持ち込んだ。彼のメインルアーは2つだけ ― スイムベイトとラッキークラフトの新しいプロトタイプであるスリムシャッドD-9(ゴーストミノー)だったと言う。

「数週間前、レイク・アミスタッドでの写真撮影会の時にプロトタイプをもらった。そこで速攻何匹か釣れて、いいルアーだと思ったんだ。」

 

   

 

「クリア・レイクでのプラクティスで、あるスポットに入って、そのルアーを試してみることにした。ワンキャスト目で6ポンドフィッシュをキャッチして、それがこの試合ずっと効き続けてくれた。そのアクションを説明するのは難しいけれど、手応えが凄くて、素早く深く潜ってくれる。クランクベイトとしてもジャークベイトとしても使えるんだ。僕はとても気に入っているよ。」

このラッキークラフトの新製品は、ネバダ州ラスベガスで行われるICASTで発表される予定だ。

今回のトーナメントを終え、リースはアングラーオブザイヤー・ポイントランキングのトップへ躍り出た。

 

 
 


「これだけ上位入賞したんだから、これが何かいいことに繋がればいいと思っている。それがアングラーオブザイヤーなら、2位ばかりでもいい。今でもアングラーオブザイヤーが僕の1番の目標だ。まだまだ試合はたくさん残っていて何が起こるか分からないから、いい成績を出し続けて、最後の最後までアングラーオブザイヤー争いに加わっていたい。」

 
 
>>>ジェラルド・スウィンドル Gerald Swindle
 

初めて100ポンド以上をウェイインし、ジェラルド・スウィンドルは4位に入賞した。

「どうしても4日間で100ポンドキャッチしたかった。この試合が僕のキャリア上での絶頂じゃないかと思う。」

 
   
 
   
 

 

 

 

 

2日目に28ポンド、3日目に29ポンドをウェイインした後、スウィンドルは最終日にビッグフィッシュ賞となる10ポンド6オンスのビッグバスを持ち込んだ。

「最終日、石垣の周りにその魚がいて、やっとバイトに持ち込んだと思ったら、引っ張っても動かなかった。最高の瞬間で、しばらくボートに座り込んで喜びに浸っていた。」

スウィンドルはスレンダーポインター127(ヒッチカラー)を試合中投げたが、ジャークベイトにはバイトしてこなかった。彼にとっては、スイムベイトに切り替えたことが成功に繋がったようだ。

「ウェイトを下にキープするために、3/16オンスのトゥルータングステン・ワームウェイトを6インチのスイムベイトの頭につけて投げて、後はただゆっくり巻くだけだった。」

これでスウィンドルはカリフォルニア・デルタ戦の穴埋めが出来た。そして彼はそれを全く新しいフィッシングスタイルで果たした。

「これだけのウェイトをキャッチできたのは素晴らしい。特にあまり慣れていないルアーでね。この試合で自分の強みと順応性に自信がついて、自分がジャンク・フィッシャーマンだということもはっきりした。スイムベイトで一度も釣れたことがなかったのに、それで105ポンドもキャッチしたんだ。」

スウィンドルは105ポンド8オンスをウェイインし、試合で100ポンド以上キャッチするという目標の一つを達成した。

「この試合で凄くいい気分になった。目標を一つ達成したし、とても楽しかった。」

 
>>>ケリー・ジョーダン Kelly Jordon
 

ケリー・ジョーダンも100ポンド以上キャッチし、6位で試合を終えた。思い通りに行かない試合が続いていたジョーダンだったが、スイムベイトとラッキークラフトルアーで、今回は上位入賞を果たした。

「ここに来るのを本当に楽しみにしていて、とても楽しかった。やっとビッグウェイトを出すことができてとてもいい気分だし、また100ポンドの壁を破ったことも素晴らしい。ほとんどの魚はリアルカリフォルニア130プレミアム(チャートリュースシャッド)で見つけたんだ。リアルカリフォルニアを使うとどこに魚がいるか分かるから、いいエリアを数箇所見つけることができた。魚はルアーをフォローしてきて、実際にバイトする魚もいた。魚がそのエリアにいれば出て来るし、魚が出てこなければ、そこには魚はいないということだ。」

 
   
 

 

 

試合中に風が止み、ジョーダンはプラクティスで見つけた魚を釣るために変更を加えなければならなかった。

「風が変わって(リアルカリフォルニアに)バイトしなくなったから、スイムベイトを使うことになった。昨日まではそのルアーでほとんどの魚を釣った。今日はジャイアントリミットを釣るために、もっと大きいスイムベイトに変えたんだ。」

ジョーダンはトータルウェイト102ポンド10オンスをウェイインし6位に入賞した。

「初日と3日目は思い通りに行かなかったけれど、今日は良かったし、2日目には凄いのが釣れた。」と初日32ポンドをウェイインしたジョーダン。「この時季はこうなんだ。魚は日向ぼっこをしていたり、食い気があると思ったら、次の日は全く食わなかったり。僕に起こったのはそういうことなんだ。」

「でも僕はトップ12入りできて、すごく嬉しかったし、100ポンド以上釣れて興奮した。素晴らしい湖でビッグフィッシュをたくさん釣ることができるということ。それが僕達みんなが望んでいることだ。」

 

 

 
>>>大森貴洋 Takahiro Omori
 

ラッキークラフトの大森貴洋はトップ50に残り、21位でフィニッシュした。

「この試合はとても楽しかった。プラクティスも合わせると150本ぐらいバスを釣ったんじゃないかな。アメリカに15年ぐらい住んで、250試合以上戦ってきたけれど、こんな試合は見たことがない。クリア・レイクは2度目だけど、もっとここで試合をやるべきだと思う。今は他のアングラー達と同意見だよ。少なくとも今週のクリア・レイクは、アメリカで一番の湖だ。間違いないよ。」

 
   
 

大森にはプランがあったが、実際に何が有効で何がそうじゃないかを見て、少し変更を加えた。

「プリスポーンの魚を狙っていたけれど、試合初日、僕はヤマセンコーをメインに使ってボートドックの周りで釣った。2日目はサイトフィッシングをすることにして失敗して、19ポンド6オンスしか釣れなかった。19ポンドが良くないというのは変に聞こえるかもしれないけれど、本当なんだ。ほとんどの大きなメスはまだディープかボートドックの周りにいた。ベッドにいたのは小さいオスだった。」

大森はこの試合に驚いていて、「無二」だと思っていると言う。2日間20ポンド以上ウェイインし、トータルウェイトを71ポンド1オンスとした。

「最初の何試合かはもっと上位を期待していたから、まだまだ突き進んでいくよ。クラークスヒルでは過去2回いい成績が出せなかった。一回は3月で、もう1回は5月だったから、4月はまた違うかもしれない。


 
 
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