カリフォルニア州レイク・カウンティ(2007年4月3日)
カリフォルニア州最大のナチュラルレイクであるクリア・レイクが、バスマスターエリートシリーズ第3戦の舞台となった。クリア・レイクは縦19マイル、横8マイル、そしてショアラインが100マイル強の湖である。そしてここで、ラッキークラフト・プロスタッフ数名が上位入賞を果たした。
スキート・リースはオールタイム・ヘビーウェイト記録を破る117ポンド6オンスで2位と、今回も素晴らしいトーナメントを展開した。
彼はエリートシリーズ3戦全てにおいてトップ12入り、そして2月に行われたバスマスタークラッシックで2位と、過去数試合で好成績を出し続けてきた。リースは喜んではいるものの、やはり「2位は最悪だ」と言う。
「そろそろ優勝する頃じゃないかと思いたいけれど、何が起こるか分からない。アーロン(・マーティンス)がデルタで優勝したのは嬉しかった。彼も今まで何度も優勝を逃してきていたからね。彼が優勝できるのなら、僕にも望みがあると思ったんだ。」
リースは毎日25ポンド以上ウェイインし、3日目には35ポンドの超ビッグウェイトを持ち込んだ。彼のメインルアーは2つだけ ― スイムベイトとラッキークラフトの新しいプロトタイプであるスリムシャッドD-9(ゴーストミノー)だったと言う。
「数週間前、レイク・アミスタッドでの写真撮影会の時にプロトタイプをもらった。そこで速攻何匹か釣れて、いいルアーだと思ったんだ。」
「クリア・レイクでのプラクティスで、あるスポットに入って、そのルアーを試してみることにした。ワンキャスト目で6ポンドフィッシュをキャッチして、それがこの試合ずっと効き続けてくれた。そのアクションを説明するのは難しいけれど、手応えが凄くて、素早く深く潜ってくれる。クランクベイトとしてもジャークベイトとしても使えるんだ。僕はとても気に入っているよ。」
このラッキークラフトの新製品は、ネバダ州ラスベガスで行われるICASTで発表される予定だ。
今回のトーナメントを終え、リースはアングラーオブザイヤー・ポイントランキングのトップへ躍り出た。
「これだけ上位入賞したんだから、これが何かいいことに繋がればいいと思っている。それがアングラーオブザイヤーなら、2位ばかりでもいい。今でもアングラーオブザイヤーが僕の1番の目標だ。まだまだ試合はたくさん残っていて何が起こるか分からないから、いい成績を出し続けて、最後の最後までアングラーオブザイヤー争いに加わっていたい。」