ラッキークラフトのプロ達が『バトル・オン・ザ・ボーダー』 でビッグフィッシュを狙う 初日はキャンセルされ、大森とリースが20位タイでフィニッシュ | |||||||||||||||||||||||||||||||
テキサス州デルリオ(2008年4月15日) バスマスターエリートシリーズ第4戦が、レイク・アミスタッドで開催された。 ラッキークラフトのプロ達7名全員がこの試合に出場し、毎日ビッグウェイトを持ち込んでトップ12入りを目指そうとした。強風のため初日がキャンセルされ、2日目が実際は試合初日となった。 |
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>>>スキート・リース |
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この試合でトップ20タイとなったのは、ラッキークラフトのスキート・リースと大森貴洋だった。レイク・アミスタッドはタフで、確かなパターンを見つけることは出来なかったとリースは話す。
「この湖は本当に難しかった。昨日(初日)ポテンシャルのあるスポットを一つ見つけて、そこでたくさんのビッグフィッシュが僕のルアーを追いかけてきた。そしていいサイズを2~3匹釣ったんだ。」
初日19ポンド5オンスをウェイインし、リースは2日目も同じ場所に戻ることにした。
「今朝(2日目)も同じ場所に行って5ポンドフィッシュを1匹と小さいのを1匹釣ったけれど、それだけだった。魚は追いかけても来なくなったから、走り回って同じ様なエリアを他にも見つけたんだ。この試合でウェイインした魚は全部スイムベイトで釣った。」
他のルアーも試したけれど何も効かなかったとリース。彼は苦しんだが、トータルで41ポンド10オンスを釣って20位でフィニッシュできて喜んでいる。 「苦しんだ末の結果だから、いい成績を出した気分だ。太陽が高くなって気温が上がらないと魚はブラシの先に上がって来なかった。その時だけ良く釣れたんだ。さあ次へ向かおう。」 |
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>>>大森貴洋 |
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同じく20位でフィニッシュした大森は、もっとウェイトを伸ばすチャンスがあったものの、キーとなる魚を数匹バラシてしまったと言う。
「ここで釣った過去2試合では25ポンド以上ウェイインしていた。初日2匹大きいのをバラシて18ポンド5オンスに終わった。その大きな2匹を釣っていたら、初日のウェイトはもっと良かったはずだ。」
2日目にもビッグフィッシュをもう1匹ジャンプでバラシ、大森は最終日に駒を進めるチャンスがどんどん小さくなるのを感じた。
「今日もまた6ポンドフィッシュをジャンプでバラシてしまった。」と2日目に23ポンド5オンスをウェイインした大森は話す。「そういうミスは致命的だ。いい釣りをしたけれど、たくさんビッグフィッシュを見つけておきながら、ボートに入れることが出来なかった。」 |
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>>>ケリー・ジョーダン |
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惜しくもトップ50入りできなかったのはケリー・ジョーダンで、彼は2日間のトータルウェイト32ポンド2オンスでフィニッシュした。ジョーダンはこんなに有名なバスレイクでウェイトが低かったことに驚いたが、ファルコン・レイクの後では全てが劣って見えるようだ。
「2日目僕は17ポンドちょっとウェイインして49位だった。水位が1日約6インチずつ下げられていたから、凄い勢いで水位が低くなっていった。そのせいでパターンが効かなくなった人達もいると思う。特にサイトフィッシングのパターンがね。ディープでレッジにいる魚を見つけていた人達もいたけれど、僕は岸際であまりにも釣れていたからディープには行かなかったんだ。」
ジョーダンは2日目15ポンドをウェイインした。いいパターンを掴んでいて、ビッグフィッシュも見つけていたにもかかわらず、バイトに持ち込むことが出来なかったため、彼は苛立ちを隠せなかった。 「ほとんどスイムベイトで釣った。それをワームでフォローもした。今日(2日目)はラッキークラフトBDS3のテネシーシャッドカラーをシャロークランキングするというストロングなパターンにはまっていた。今日の魚は全部これで釣ったんだ。4ポンドフィッシュが1匹釣れたけれど、他にビッグフィッシュが釣れなくてビッグウェイトは出なかった。」 |
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>>>ジェラルド・スウィンドル |
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11ポンドで2日目を迎え、スウィンドルは最終日に進むことはないと感じた。それでも彼はビッグウェイトを出して順位を上げたいと思った。別のプランを考えてスタートしたが、彼には釣れなかったのに、コアングラーには釣れたことで困惑した。 「2日目はスイムベイトとジャークベイトを投げた。いい流れが来たと思う度に、僕のパートナー(コアングラー)が違うルアーでビッグフィッシュを釣るんだ。何を投げればいいのか見極めようと無駄な努力をしていた。結局はラッキークラフト・スレンダーポインター127のシュリンプブラウンで14ポンド5オンスを釣ったんだ。でもパートナーを見ていたらポインター128の方が良かったみたいだ。ビッグルアーがキーだったようだ。」 スウィンドルはまだ何が悪かったのか分からないでいるが、悪い成績を出したことと、アミスタッドのような湖ではスローダウンしなければならないということは認めている。 |
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>>>ケーシー・アシュリー |
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「朝スイムベイトを投げていた。ビッグフィッシュが追いかけて来ていたから、5分ぐらいして戻ってヤマセンコーを投げたらバイトしてきたんだ。それが7ポンドあって、そのお陰で初日は19ポンドだった。ラッキークラフト・ポインター128でも数匹釣ったけれど、ほとんどはフットボールジグで釣ったんだ。」
好調な初日を終え、アシュリーは2日目も同じ釣り方でスタートしたが、バイトが来なかった。
「思い通りにはいかなかった。僕のコアングラーは18ポンド釣ったから、ビッグフィッシュは近くにいたんだ。ただ僕に釣れなかっただけだった。」
サウスキャロライナ生まれの彼によると、今年のレイク・アミスタッドの魚は2007年とは違うステージにいたとのこと。去年はもっとプリスポーンの魚がいて、レッジで釣れていた。去年アシュリーは自分の得意なジグを投げることができたが、今年は魚が散らばっていて、ポストスポーンのパターンだったと言う。
アシュリーはテキサスでのこの試合を後にし、2週間後のクラークスヒルを楽しみにしている。
「今年はちょうどいい時期に当たる。去年クラークスヒルを釣った時には1週間ぐらい早過ぎた。ブルーバックへリングがまだ上がってきていなくて、魚もまだだった。その1週間後にとてもよく釣れた。今年はトップウォーターバイトが凄いはずで、ラッキークラフト・ガンフィッシュ115がキーになると思う。ゴーストミノーが他のどのルアーよりもヘリングにそっくりだ。」 |
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Article & Photos Provided byCox Group |