ラッキークラフト・フラットCB D-20で上位に
リース、ストーン、スウィンドル、そしてジョーダンがトップ50入り
クランは9位



 
Tournament Standings
 
Pl.
 
Team Lucky Craft
 
15
 
Kelly Jordon
 
25
 
Gerald Swindle
 
29
 
Skeet Reese
 
76
 
Casey Ashley
 
85
 
Takahiro Omori

ケンタッキー州ギルバーツビル(2008年6月19日)

先週のブルーグラス・ブロールが開催されたのは、ミシシッピー・リバーより東にある人工の湖の中で最大のケンタッキー・レイクだ。

     
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  Test Tank/Swimming Pool
Takahiro Omori
Waketail -
Gerald Swindle
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>>>ケリー・ジョーダン
 
ディープの釣りが全ての人に合っている訳ではなく、このようなサマーパターンを苦手とするアングラーもいる。しかしケリー・ジョーダンはこの試合で全ての魚をディープで釣り、3日間のトータルウェイト51ポンド6オンスと15位でフィニッシュした。

ジョーダンのメインテクニックはラッキークラフト・フラットCB D-20(チャートリュース・ライトブルー)をディープのレッジでクランキングすることだったが、バズベイトとラッキークラフト・ガンフィッシュでシャローも何度か釣った。

D-20をボトムのストラクチャーに当てるんだ。重心移動システムがあるから、このルアーは遠くに飛ばすことが出来るし、素早く深く潜ってくれる。遠くにキャストしても、水深17~18フィートぐらいまで潜っていた。それがとても重要だったんだ。それだけのロングキャストであれだけ深く潜ってくれるクランクベイトは、なかなか無いよ。」

 

ジョーダンは初日出遅れてしまい、トップ12入りするのは難しくなった。5匹で12ポンド14オンスをウェイインした彼は困惑した。

「初日はどうしたのか分からない。何箇所も回ったけれど、初日にやられた。2日目に21ポンド、3日目に17ポンド釣ったのに。何とかしようとせずに、自分のエリア数箇所にもう少し時間を掛けて、魚を待てばよかった。」

   

次のエリートシリーズ戦リバー・ランブルは、当初アイオワ・リバーで予定されていた。しかしアイオワ州の状況が悪く、トーナメントはテネシー州ナッシュビルに変更され、ジョーダンもオールドヒッコリー・レイクを釣ることとなった。

   

「オールド・ヒッコリーもここ(ケンタッキー・レイク)と同じ様な釣りになると思う。ここまでのウェイトは出ないだろうけどね。僕はディープを釣るだろうし、フラットCB D-20がまた大活躍すると思う。」

   
>>>ジェラルド・スウィンドル
 
25位タイでフィニッシュしたのはジェラルド・スウィンドルで、彼は3日間のトータル48ポンド1オンスをウェイインした。プラクティスはまずまずだったと言う彼は、ディープのレッジを釣り続けた。

「岸際は釣らなかった。望んでいたような数は釣れなかったけれど、プラクティス中は特定のエリアに実際何匹いるのか分からない。スポットに行って、2~3匹釣って、移動するんだからね。」

初日、スウィンドルはビッグバイトに恵まれなかったが、バラシは無く、それはとても重要になる。プラクティスで8ポンドフィッシュを釣った彼は、間違った場所を釣っていないと分かっていた。ただ希望通りのビッグフィッシュが釣れなかった。16ポンド4オンスをウェイインし、スウィンドルはいい順位で2日目に臨んだ。

「2日目も同じパターンだった。同じエリアで数は多く釣ったけれど、一番大きかったのは4ポンドフィッシュで、それはバラシてしまった。初日とほとんど同じウェイト(16ポンド9オンス)をウェイインした。」

 

スウィンドルはフラットCB D-20(テーブルロック・シャッド)と1/2オンスのピカソ・シェイクダウンにズーム・スピードクローを投げていた。シェイクダウンでスタートし、魚が動き始めるとクランクベイトに変えた。スウィンドルは、7フィートのミディアムアクションロッドに10ポンドのフロロカーボンを巻いた5:1のリールでD-20を投げた。

湖が狭くなるエリアを釣っていたスウィンドルは、水深6~10フィートにあるシェルベッド、砂利、岩場にクランクベイトを投げていた。

「昨日(2日目)は100匹以上釣って、ダブルヒットも3回あった。あのクランクベイトに2匹一緒に掛かるんだ。昨日は3ポンド弱と3ポンドフィッシュが1度に釣れたこともあった。」

   

オールドヒッコリーを次に控え、スウィンドルは『自分の釣り』に戻ることが出来ると喜んでいる。

「そこではトップウォーターが効くだろうし、ジグも泳がせられるだろう。いいね。タフな試合をしたいと思っていたけれど、オールドヒッコリーはそうなると思う。今回のケンタッキー・レイクの様な試合はビッグフィッシュ祭りだ。一旦出遅れると追いつけない。オールドヒッコリーなら初日80位でも次の日14ポンド釣ってトップ50入りするチャンスがある。」

   
>>>スキート・リース
 
スキート・リースのプラクティスは上手くいったとは言えなかった。魚はいると分かっていたため、彼は苛立った。


「ここで1匹、あそこで1匹と釣れる。よく釣れると思ったスポットが1つあったけれど、そこも釣れなかった。プラクティスで何も見つけられなくて、試合が始まってからまた、ほとんど一からやり直すことになった。」

初日は上手くいき、彼は19ポンド3オンスをウェイインした。彼はスクールを2つ見つけ、思ったよりも釣ることができた。

「メインリバーチャンネルに近いセカンダリーブレイクをフラットCB D-20(7.5フィートのファイバーグラスロッドに10ポンドのフロロカーボン)で釣っていた。沖もかなり釣って、D-20(チャートリュース・ライトブルー)に加えて3/4オンスのフットボールジグと10インチのパワーワームでも釣った。ずっとこの3つをローテーションさせていた。」

 

リースは初日に良かった場所から動かないと決めたが、2日目は思い通りにはいかなかった。

「ボートトラブルで、釣る時間を3時間失った。魚がバイトし始める3時間だった。バックアップボートに乗り換えることが出来て、湖に出たら、もう20分位しか残っていなかった。3匹入れ替えられたことは良かったけれど、もっと釣れていたのにと思うと頭に来る。」

   

ボートトラブルに加え、リースは2日目、ビッグフィッシュを2匹バラシていた。それでもリースは15ポンド2オンスをウェイインしケリー・ジョーダンと14位タイで3日目に臨んだ。

3日目はまた別で、リースは4匹で13ポンド2オンスしかウェイインできずにがっかりし、苛々した。

   

「3日目最初の魚が釣れたのは12時半だった。バラシた1匹は4ポンドぐらいあったと思う。4匹しかウェイインできなかったことが、とにかくがっかりだ。僕の一番の目標で、僕の仕事は、毎日5匹ウェイインすることなんだ。」

3日間の試合を終え、リースは47ポンド7オンスをウェイイン。次のトーナメントが行われるオールドヒッコリーは難しい場所だと彼は言う。

「9~10年振りだ。釣られ過ぎているからタフな試合になると思う。ケンタッキー・レイクと同じ様な釣りになるだろうから、僕はクランクベイト、ジグ、それとワームでレッジを釣るだろう。」

   
>>>ケーシー・アシュリー
 
ケーシー・アシュリーは、2日間のトータルウェイト25ポンド3オンスで76位タイに終わった。プラクティスは彼の思い通りには行かなかったとアシュリーは話す。

「試合前、レッジがキーになると皆が言っていた。プラクティスの2日半をそれに費やしたけれど何も見つけられなかった。それで岸際に行くしかなかった。初日2時間岸際を釣って、5匹釣れると分かった。でも問題はビッグフィッシュが見つからなかったことだ。」

アシュリーは初日と2日目、メインレイクのシャローベイでスイミングジグをメインに釣ったが、フロッグでも何匹かキャッチすることができた。

「昨日(2日目)は40匹釣ったけれど、サイズが出なかった。ビッグフィッシュが見つからなかったんだ。毎日シャローを最初に釣って、その後ディープを釣った。いいレッジを探し続けたけれど見つけられなかった。」

来年ケンタッキー・レイクにもう一度来るとしたら、助けが必要だとアシュリー言う。

「ここは大きな湖だから、2日間(のプラクティス)じゃカバーしきれない。次回は誰かに教えてもらわなくちゃいけない。この湖は初めてで、何をすればいいか分からなかった。いい勉強になったと思うよ。」

   

ケンタッキー・レイクでのいい経験を後に、アシュリーはオールド・ヒッコリーへ向かう。

「オールド・ヒッコリーをどう釣ればいいかという情報を手に入れる時間は誰にも無かったはずだ。釣ったことがある人達もいるだろうけど、そこではもう少し平等な気がする。レイク・バークレーと同じ川だから、そこもレッジの湖らしい。ボートドックも多いと思うから、それについては嬉しい。ボートドックを釣るのが好きなんだ。」

   
>>>大森貴洋
 
大森貴洋のプラクティスは1日中釣って、キーパーたった5匹と、良くなかったと言う。そして1日中キーパーが釣れなかった日もあった。

「タフだった。ここはディープの魚がメインだから難しい。僕の得意な釣りじゃないんだ。」

大森はラッキークラフト・フラットCB D-20(ゴーストテネシーシャッド)を水深15~20フィートのディープにあるハンプに投げていた。レッジからレッジへと移動し、ビッグフィッシュがいるレッジを探そうとした。

「キーになるレッジを見つけようと地図を見ていた。出来るだけたくさんのレッジをカバーしようとしたんだ。良さそうなレッジを見つけて行くと、そこには既に多くの釣り人がいる。キーになるスポットは全部取られていて、それで更にタフになった。」

 

大森は初日10ポンド11オンス、2日目に13ポンド15オンスをウェイインした。ウェイトを伸ばしはしたものの、トップ50には届かなかった。大森は2日間のトータルウェイト24ポンド10オンスで、85位に終わった。

「僕の一番の問題はキースポットを見つけられなかったことだ。なぜか僕はディープレッジを釣るのが得意じゃない。今回はシャローを釣るという選択肢が無かったから、無理やりディープを釣った。でも僕には釣れなかった。何とかクラッシックへのポイントを稼げるように、この夏の試合を精一杯頑張るしかない。」

   

オールドヒッコリーについて聞かれると大森は、ケンタッキー・レイクのようにタフな試合になるだろうと答えた。

「そこでは何試合もやったことがあるけれど、またサマーパターンになっているはずだ。ディープを釣って、沖のストラクチャーを見つけなくちゃいけない。ここケンタッキー・レイクで投げたのと同じ、フラットCB D-20とキャロライナリグを投げることになるだろう。ボートドックも釣れるかもしれないから、それは助かるかもしれない。」

   
>>>リック・クラン
 
バスプロショップのプロ、リック・クランは、ケンタッキー・レイクのレッジをRC 3.5(ホワイトシャッド)で釣り好成績を収めた。彼は2位で最終日に駒を進めた。.

「レッジを釣ったけれど、他の人達よりも少し浅かったと思う。水深8~11フィートのメインリバーチャンネルを釣った。釣った魚の90%はRC 3.5 DDに来た。バイトが少なくなるとジグで何匹か釣るけれど、それで釣れ出すと、またクランクベイトに戻す。クランクの方が大きいのが釣れるんだ。」

ラッキークラフトRC 3.5 DDで釣るコツは、角度だとクランは話す。

「ストラクチャーにあるスイートスポットを探す必要があった。釣れ出したら、そこまできっちりしなくてもいい。でも最初は、キーになる、引き金となるエリアを撃つ必要があるんだ。」

クランは4日間のトータルウェイト72ポンド4オンスを釣り、9位で試合を終えた。

   
         
   
         
   
Photos by James Overstreet & Seigo Saito
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