Lake Guntersville Lucky Craft Bass Tour Journal  
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ラッキークラフトのクランクベイトがリースと
ストーンのトップ5入賞のカギ



RC 2.5とBDS 4がレイク・ガンターズビルで大活躍
 
Pl.
Name
  2 Skeet Reese
  38 Gerald Swindle
  48 Kelly Jordon
  54 Casey Ashley
  65 Takahiro Omori

アラバマ州レイク・ガンターズビル(2009年5月13日) - バスマスターエリートシリーズ第5戦には6名のラッキークラフトプロ達が出場した。レイク・ガンターズビルのカレントが多かったことが、2名のラッキークラフトプロ達のトップ5入りに貢献した。

 
     
 
スキート・リース - 2位
 
 
 

レイク・ガンターズビルでのウェイトは予想より重く、スキート・リースは毎日ビッグウェイトを持ち込まないとトップ12入りできないと考えた。彼は試合中様々なルアーを使ったが、ビッグウェイトにはRC 2.5が貢献した。

「メインリバーのレッジで、水深約4フィートのシャローハンプの上を釣っていた。最後の2日間は全ての魚をRC 2.5で釣った。」

リースは7フィート、ミディアムアクションのロッド、そしてハイスピードのレボ・リールに15ポンドのフロロカーボンラインを入れてRC 2.5を投げていた。彼がこのリールを選んだ理由は、トルクやドラグが有り過ぎず、速い釣りが出来るからだ。ハンドルにパワーがあり、クランクベイトでの釣りがし易くなっている。

初日25ポンド9オンス、そして2日目24ポンド14オンスを釣り、リースはいい位置で3日目を迎えた。そして3日目、彼は26ポンド12オンスをウェイインし、最終日に駒を進めることが出来た。

リースは最終日に奮闘し、この試合での自己ベスト27ポンド11オンスをウェイイン。優勝はアーロン(・マーティンス)にほぼ確定していたため、後は11人で2位の座を争っていた。

「1位は、ほぼワンマンショーだった。僕は11人での試合に勝ったようなものだと思っている。」

4日間のトータルウェイト104ポンド4オンスで、リースにとって今回の試合は、レイク・ガンターズビルでの過去最高の経験となったと言う。そしてそれは、カレントに関係しているとリースは考えている。

 

 

「最近の雨によるカレントのお陰で、あれだけのビッグウェイトが出たんだと思う。この湖にカレントがある時には魚がバイトする。カレントによって魚の位置が決まって、水が動いていない時よりも魚はアクティブになる。カレントが魚を一定の場所に動かして、餌を運んでくるんだ。」

 
       
 

リースは今回の成績を嬉しく思っているが、いつもながら彼は優勝を狙って釣りをしている。もしこの成績のお陰でポイントレースのトップに上がることが出来ていたら、リースはもっと興奮していただろう。しかし彼はたった5ポイント差でケビン・バンダムの下にいる。リースは数週間後のケンタッキー・レイク戦でアングラー・オブ・ザ・イヤーの首位に立つチャンスを狙っている。

「ケンタッキーでは今回、新しい場所からスタートするから、みんな釣る場所が変わると思う。釣れる試合になると思う。ガンターズビルほどじゃないとしても、そう遠くはないはずだ。優勝ウェイトは100ポンド前後だろう。」

 
     
 
 
マーティ・ストーン ― 5位
 
 
ジェラルド・スウィンドル - 38位
 
 
 

ジェラルド・スウィンドルには安定した試合となり、初日20ポンド9オンス、2日目と3日目には両日とも21ポンドをウェイインした。彼は初日の朝のローライトの2~3時間をチャターベイトで釣った。

モーニングバイトが無くなり、午後、スウィンドルはRC 2.5RC 2.5 DD(コッパーシャッド)を投げた。それから彼はウィードエリアのアウトサイドをクランキングしたり、チャターベイトを投げたりした。

2日目と3日目は似通っていて、スウィンドルは朝のチャターベイトエリアを少し試したものの釣れなかった。2日目の朝、彼は1/2オンスのスピナーベイトに変えてみたが、それでも大して釣れなかったため、リップラップのエリアに移動しRC 2.5 DDを12ポンドのフロロカーボンラインで投げた。そして彼は70匹近くの魚を釣り、21ポンドをウェイインした。


スウィンドルは安定していいウェイトを持ち込んでいたが、今回のレイク・ガンターズビルの状況では、そのウェイトは十分ではなかった。

「全然悪い試合じゃなかったし、上位入賞にあんなウェイトが必要だとは正直思いもしなかった。初日21ポンド近く持っていて、正直、僕は上位に入るだろうと思った。分かっていたらもう少し粘って、ビッグフィッシュを1~2匹追加していたよ。後のためにいい魚を残しておこうとして、それが賢い考えだと思っていたのに、実際は馬鹿なことをしていたんだ。

スウィンドルは3日間のトータルウェイト62ポンド9オンス、38位でこの試合を終えた。

 
     
 
 
ケリー・ジョーダン - 48位
 
 
 

ケリー・ジョーダンは3日間のトータルウェイト58ポンド7オンス、48位でフィニッシュ。彼はスピナーベイト、ラッキークラフト BDS 3(パールアユ)、そしてラッキークラフト・フラットCB D-20(パールアユとスプラッターバック)でシャローを釣っていた。

初日、ジョーダンは朝からシャローをスピナーベイト、チャターベイト、そしてBDS 3で釣った。午後彼はディープに移動し、D-20や他色々なクランクベイトを投げた。朝からはシャローを、午後はディープを釣るというのが、彼の試合を通してのメインパターンだった。

ジョーダンは初日、ビッグウェイトを出すチャンスがあったが、ビッグフィッシュ3匹をバラシてしまい、20ポンド5オンスしかウェイインすることが出来なかった。

「あれは本当に苛立たしかった。5ポンドフィッシュを1匹と、6ポンドぐらいのを2匹バラシたんだ。数回ジャンプしただけでバレてしまった。本当に苛々させられる日だった。あれだけ多くの魚を試合中にバラシたのは初めてだ。1つのスポットで40匹ぐらいキャッチしたけれど、60~80匹はバラシたんじゃないかな。」


 

そんな初日を終え、ジョーダンは2日目に5匹で26ポンド14オンスをウェイインして巻き返した。彼はシャローのハンプ、ウィード、そしてシェルベッドをBDS 3で、そしてディープのレッジをD-20で釣った。

「僕はBDS 3をウィードに通して、スタンプやシャローのウィードがない場所にぶつけていた。7フィートのヘビーアクション・ロッドにハイスピードのリールと17ポンドのフロロカーボンラインを使っていた。水中の岬のボトムやレッジにはD-20を投げた。それには7フィートのミディアムアクション・ロッドに12ポンドのフロロカーボンラインを使った。」

3日目はカレントが足りず、ジョーダンは期待していたウェイトを持ち込むことが出来ず、11ポンド4オンスに終わった。彼は一日中走り回ったが、大きなカレントが無く、彼の思っていたような魚はキャッチできなかった。

「この順位にはがっかりしている。順位を上げることが出来ると思っていたのに、3日目は釣れなかった。この試合ではカレントのことをたくさん学んだ。大きな影響があるということは知っていたけれど、1つの試合であれだけ大きく影響するとは知らなかった。カレントがなくなったせいで、10から0になったんだ。でも勉強になったし、次に進むしかない。」


 
     
 
ケーシー・アシュリー - 54位
 
 
 

ケーシー・アシュリーは40ポンド13オンスもウェイインすることが出来たのに、54位に終わったことを信じ難いと思っている。しかしそれが、初日19ポンド3オンス、2日目21ポンド10オンスを釣ったサウスキャロライナ州出身の彼に起こったことだった。

アシュリーはできるだけ多くの場所をカバーするため、朝からシャローのウィードにスピナーベイトを投げていた。陽が昇った後は、彼はラッキークラフト・フラットCB DRを水深8~9フィートにあるウィードのエッジに投げた。

「僕の持っていたスポットには朝から何艇もボートがのっていたけれど、陽が昇るとボートはいなくなって、そこで僕はクランキングで釣ることができた。ウィードフラットのエッジ、大体はハイドリラの周りを釣っていたけれど、中にはシェルやロックにぶつけられるエリアもあった。」

 


7フィートのミディアムアクション・ロッドにレボのリールと15ポンドのフロロカーボンラインを使い、アシュリーは両日ともそのパターンで押し通した。彼は54位という成績にはがっかりしたが、ポジティブに考えている。

 

「ポイントで2番しか落ちなかったから、それは悪くない。今21位で、こういう結果になってよかったと思っている。今年は3回だけ賞金をとれなくて、しかも全部1ポンド弱差で逃している。アミスタッドでは8オンス差で、スミス・マウンテンでは1ポンド弱差で、そしてここガンターズビルで逃した。どうにかしなくちゃいけない。」

次戦のケンタッキー・レイクは、逃した試合を思い出させる場所だ。

「前回はケンタッキー・レイクにやられたけれど、多くを学んだからもう一度解き明かしてみようと思う。またクランキングの試合になると思う。僕はそれを試してみるよ。」

 
 
     
 
大森貴洋 - 65位
 
 
 

チームメイト達同様、大森貴洋も19ポンド18オンスというウェイトでトップ50入りできなかったことに驚いている。過去5年間なら、19~20ポンド釣っていれば軽くトップ10入り出来ていたと大森は言う。今年はそうは行かなかった。

大森はチャターベイトをメインに、ミルフォイルのアウトサイドエッジ周りを7フィートのクランキングロッドに20ポンドのフロロカーボンラインで釣っていた。彼は3~4ポンドフィッシュを釣っていて、よく釣れているなと思っていたが、初日のウェイインで、みんなのウェイトが思ったよりも大きいことに気がついた。

「間違ったエリアにいたんだと思う。19ポンド釣ってくれば、レイク・ガンターズビルではいいウェイトだと思っていたのに、今回は19ポンドは釣れていないということに気がついた。僕はエリアと必要な魚のサイズを完全に間違っていた。」

大森は初日19ポンド12オンス、2日目18ポンド10オンスをウェイイン。2日間のトータルウェイト38ポンド6オンスで、65位フィニッシュした。

「今回は本当にがっかりした。あまりにも頭に来たから、来年のために更に3日間プラクティスした。でも結局はそれも釣りの一部で、前に進んで、ケンタッキー・レイクの準備をしなきゃいけない。」

 
     
 
 
リック・クラン, 19位
 
 
 

 

RC New Color Release


 
     
 
Photo by James Overstreet, Article & Photo Provided by Cox Group